ものしりAI
比較・選定

社内AIツールの使い分けガイド -- ChatGPT・Gemini・Claude・NotebookLM・Notion AI・ものしりAIを徹底比較【2026年度版】

2026年4月15日ものしりAI編集部

社内AIツール使い分けガイド 2026年度版

「社内でAIを使いたいけれど、ChatGPTもCloudeもGeminiも流行っていて、どれを選べばよいか分からない」。

2024〜2025年にかけてAIツールが次々と登場し、2026年現在はツールの選定に迷う企業が急増しています。実は、それぞれのツールは得意な領域が違い、組み合わせて使うのが一般的になってきました。

本記事では、主要な6つのAIツール(ChatGPT・Gemini・Claude・NotebookLM・Notion AI・ものしりAI)を、2026年4月時点の最新情報で比較します。批判ではなく、用途別にどれを選ぶべきかを整理します。


この記事で分かること

  • 6つの主要AIツールの位置づけと得意領域
  • 用途別の使い分けマトリクス
  • 2026年時点の料金比較
  • ものしりAIでできること・できないこと(正直に整理)

AIツールは「2軸」で整理すると分かりやすい

AIツールを「個人向け vs 組織向け」「汎用 vs 専用」の2軸で整理すると、それぞれの立ち位置が見えてきます。

汎用AI(幅広い用途) 専用AI(特定用途に最適化)
個人・小規模向け ChatGPT / Claude / Gemini NotebookLM
組織向け ChatGPT Business / Gemini Business / Claude Team Notion AI / ものしりAI

AIツールの2軸マトリクス(個人/組織 × 汎用/専用)

汎用AIは、対話・文章生成・プログラミング・翻訳など幅広い用途に使えます。専用AIは、特定の業務領域(ドキュメント検索、ナレッジ管理、ノート作成)に最適化されています。

それぞれの特徴を順に見ていきます。


1. ChatGPT(OpenAI) -- 最も普及した汎用AI

立ち位置: 業界で最も普及している汎用チャットAI。対話・執筆・コーディング・画像生成など幅広い用途に対応。

料金(2026年4月時点):

  • Free: 無料(GPT-5.4の利用制限あり)
  • Plus: 20 USD / 月(個人向け)
  • Business: 25 USD / ユーザー / 月(年払い)
  • Enterprise: 要問合せ(150名以上向け)

得意なこと:

  • アイデア出し・文章生成・要約
  • コード生成・デバッグ支援
  • Slack・Google Drive・GitHubなど60以上のツール連携(Enterprise)
  • 画像生成(DALL-E)・音声対話

苦手なこと:

  • 社内ドキュメントをベースにした回答(別途カスタマイズが必要)
  • 日本の中小企業向けの手軽な導入(Enterprise は 150名以上が目安)

公式: ChatGPT Pricing


2. Gemini(Google) -- Workspace統合型AI

立ち位置: Google Workspace(Gmail / Docs / Drive等)とネイティブに統合されたAI。2025年1月以降、Workspaceライセンスに標準で含まれるようになった。

料金(2026年4月時点):

  • Business Starter: 8.40 USD / ユーザー / 月
  • Business Standard: 16.80 USD / ユーザー / 月
  • Business Plus: 26.40 USD / ユーザー / 月
  • Enterprise: 要問合せ

得意なこと:

  • Gmail・Docs・Driveからの情報を横断的に活用
  • 100万トークンの長大コンテキスト(大規模文書の一括処理)
  • Deep Research(AIによる多ソース調査レポート)
  • Google Meetとの連携

苦手なこと:

  • Google Workspace を使っていない組織では本来の力を発揮しにくい
  • Workspace外のシステムとの連携

公式: Google Workspace 料金プラン


3. Claude(Anthropic) -- 長文・分析に強い汎用AI

立ち位置: Anthropic社が開発する汎用チャットAI。長文処理と複雑な分析が得意で、開発者・研究者・ライターから支持される。

料金(2026年4月時点):

  • Free: 無料
  • Pro: 20 USD / 月(個人向け)
  • Team: 20 USD / シート / 月(年払い、最低5名)
  • Enterprise: 要問合せ(500Kトークンコンテキスト、HIPAA対応)

得意なこと:

  • 長文ドキュメントの読解・要約・分析
  • Projects(チーム共有ワークスペース)機能
  • Google Drive・Gmail・GitHub・Microsoft 365・Slackとの連携
  • 慎重で安全性の高い回答

苦手なこと:

  • 画像生成・音声対話は対応していない
  • リアルタイムのWeb検索は機能限定

公式: Claude Pricing


4. NotebookLM(Google) -- 個人研究・学習特化

立ち位置: アップロードした資料(PDF・Webサイト・動画)をベースに、AIが要約・質問応答するツール。Google Workspaceのコアサービスに統合済み。

料金(2026年4月時点):

  • Free版: 個人利用、ソース数・Audio Overview数に制限
  • NotebookLM Plus: Google Workspace Business Standard以上(月額14 USD〜)に含まれる
  • NotebookLM Plus Enterprise: Google Cloud経由(要問合せ)

得意なこと:

  • 複数PDFの横断要約
  • 資料をもとにした対話型Q&A
  • Audio Overview(資料をポッドキャスト化)
  • 研究・学習・調査業務

苦手なこと:

  • 組織全体でのナレッジ共有(ノート単位の管理)
  • LINEやWebチャットとの連携(管理画面のみ)
  • 問い合わせ対応など業務フローへの組み込み

公式: NotebookLM for Workspace


5. Notion AI -- Notion統合型ワークスペースAI

立ち位置: ドキュメント管理ツールNotionに統合されたAI。2026年からNotion AIはBusiness/Enterpriseプランに標準バンドル。

料金(2026年4月時点):

  • Free: 無料(個人向け)
  • Plus: 10 USD / ユーザー / 月(AI機能なし)
  • Business: 15 USD / ユーザー / 月(AI機能込み)
  • Enterprise: 要問合せ

得意なこと:

  • Notion内のページの作成・編集・要約
  • Ask Notion(Notion全体の横断検索)
  • AI Agents(2025年9月リリース)でワークフロー自動化
  • Google Drive・Slack連携での情報集約

苦手なこと:

  • Notion以外のシステムに情報がある組織では、すべてNotionに移行する必要がある
  • LINEなど外部チャネルからの問い合わせ対応

公式: Notion Pricing


6. ものしりAI -- 組織ナレッジ特化のAI検索

立ち位置: 国産の組織向けナレッジベースAI。既存ドキュメントを取り込み、LINEやWebチャットから自然文で質問できる環境を提供。

料金(2026年4月時点・税込):

  • Free: 0円 / 月(50回 / 1フォルダ)
  • Light: 2,980円 / 月(300回 / 5フォルダ)
  • Standard: 7,980円 / 月(1,000回 / 10フォルダ)
  • Pro: 29,800円 / 月(6,000回 / 30フォルダ)
  • 全プランでユーザー数無制限

得意なこと:

  • PDF・Word・Excel・PowerPointをそのまま取り込める
  • LINEから社内ドキュメントに質問できる(独自機能)
  • Webサイトに埋め込めるチャットウィジェット(社外FAQボットとしても使える)
  • フォルダ単位の権限管理(部署ごとの情報分離)
  • AWS日本リージョンでのデータ保管、AI学習への非使用
  • ユーザー数無制限で中小企業でも全社導入しやすい

できないこと(正直に):

  • 画像・音声生成は非対応(DALL-EやElevenLabsのような機能はない)
  • アイデア出し・一般的な対話は得意ではない(社内ドキュメントに基づく回答に特化)
  • コード生成・プログラミング支援は対応外
  • Slack / Teams との直接連携は現状なし(LINE・Webチャット・管理画面)
  • リアルタイムWeb検索は行わない(取り込んだドキュメントが情報源)
  • 長大な文章の執筆・翻訳は汎用AIの方が得意

公式: ものしりAI 料金プラン


料金比較(2026年4月時点・50人の組織で試算)

50人規模の組織で全員が使う前提で試算します。ユーザー課金のツールと定額のものしりAIを比較すると、コスト差が大きくなります。

ツール プラン 月額(50名分) 年額
ChatGPT Business 25 USD × 50 約 187,500円 約 225万円
Gemini Business Standard 16.80 USD × 50 約 126,000円 約 151万円
Claude Team 20 USD × 50 約 150,000円 約 180万円
NotebookLM Plus(Workspace同梱) 14 USD × 50 約 105,000円 約 126万円
Notion AI Business 15 USD × 50 約 112,500円 約 135万円
ものしりAI Standard 定額 7,980円 7,980円 95,760円

※ 1 USD = 150円換算、年払いベース

50人組織での年間コスト比較(6ツール)

補足: 上記は単純な料金比較です。汎用AIと専用AIは用途が異なるため、「どちらが優れている」ではなく「何に使いたいか」で選ぶのが正しい判断軸になります。


用途別マトリクス:どのツールを使うべきか

同じ組織でも、用途ごとに最適なツールは変わります。

用途 おすすめツール 理由
アイデア出し・ブレスト ChatGPT / Claude 汎用的な対話に強い
コード生成・開発支援 ChatGPT / Claude コーディング支援に最適化
長文の要約・分析 Claude / NotebookLM 長文処理と多ソース横断が得意
メール・文書作成の補助 Gemini / ChatGPT Office・Workspace連携
画像・音声生成 ChatGPT / Gemini マルチモーダル対応
個人の調査・学習 NotebookLM 資料ベースの対話に最適
Notion内ドキュメントの作成 Notion AI Notion完結の環境
社員からの問い合わせ対応 ものしりAI 社内文書ベースで即回答、LINE可
新人・中途への業務説明 ものしりAI フォルダ単位の権限、ユーザー無制限
Webサイトの問い合わせ自動化 ものしりAI チャットウィジェットで埋め込み可
現場スタッフがPCなしで質問 ものしりAI LINEから社内ナレッジに質問

汎用AIと専用AIの併用が現実的

2026年現在、多くの企業では汎用AIと専用AIを併用する運用が主流になっています。

汎用AI(ChatGPT / Claude / Gemini)の役割:

  • 個人の創造的作業(アイデア出し・執筆・コーディング)
  • 日常業務の効率化

専用AI(ものしりAI等)の役割:

  • 組織全体で共通のナレッジへのアクセス
  • 定型的な問い合わせ対応
  • 新人教育・業務マニュアル参照

: 営業部門が商品カタログや料金表について質問するときは ものしりAI(組織ナレッジに即回答)、同じ担当者がメール文面を作成するときは ChatGPT / Gemini(汎用的な文章生成)、というように使い分けます。

両方あってこそ、AI活用の効果が最大化されます。


ものしりAIが向いている組織・向いていない組織

正直に整理します。

向いている組織

  • 中小企業〜中堅企業: ユーザー数無制限のため全社導入でもコストが跳ねない
  • PCを持たない現場スタッフが多い組織: LINE連携でスマホから質問できる
  • 日本語ドキュメントが中心: 日本製で日本語の精度が高い
  • 既存のPDF・Wordをそのまま使いたい組織: 新規ドキュメント作成の手間がない
  • 外部からの問い合わせ対応を自動化したい組織: Webチャットウィジェット

向いていない組織

  • 画像生成・コード生成などの汎用用途がメイン: ChatGPT / Claudeの方が向いている
  • すべての業務をNotionで完結している組織: Notion AIの方がシームレス
  • Google Workspaceを全面的に活用している組織: Gemini / NotebookLMがネイティブ連携
  • 個人利用が中心で組織管理が不要: Claude Pro / ChatGPT Plusで十分

まとめ

2026年4月時点の6つの主要AIツールを比較しました。

  • ChatGPT / Claude / Gemini: 汎用AI。アイデア出し、執筆、コーディング、翻訳など幅広い用途
  • NotebookLM: 個人の調査・学習向け、資料ベースのQ&A
  • Notion AI: Notion完結の組織向け、ワークスペース統合
  • ものしりAI: 組織ナレッジ検索特化、LINE連携、ユーザー無制限、中小企業向け

「どれが一番優れているか」ではなく「何に使いたいか」で選ぶのが2026年のAI活用の鉄則です。汎用AIと専用AIを併用することで、AIの効果を最大限引き出せます。

もしあなたの組織が「社内の情報を、誰でも・いつでも・どこからでも引き出せる環境」を求めているなら、ものしりAIが有力な選択肢になります。逆に、個人の創造的業務が中心なら、ChatGPTやClaudeを選ぶべきです。

AIツールは動向が激しく、数ヶ月で状況が変わります。本記事は2026年4月時点の情報に基づいています。

関連記事

ものしりAIを無料で試してみませんか?

ドキュメントをアップロードするだけで、AIに質問できる環境が作れます。ユーザー数無制限の無料プランで、まずはお試しください。

無料で始める

クレジットカード不要 / 最短1分で利用開始

同じカテゴリの記事

比較・選定